「日本版401K」ともいわれ、公的年金を補完するための国民の自助努力を国が支援する制度として創設されました。
通常の確定拠出年金は、会社が給与とは別に年金の掛金を拠出します。しかし、昨今の経済情勢では、掛金を拠出する余裕のない企業が大部分です。
そこで、社員のうち希望する者だけが、給与の一部を減額して掛金として拠出するという方法により、会社の負担を増やさずにこの制度を導入できるのが
選択制確定拠出年金です。
選択制確定拠出年金を導入するための具体的な方法として、「退職準備給付制度」を創設します。この制度は、一旦、社員全員の給与を減額して 「退職準備給付」に移し、この「退職準備給付」を「現在、手当として受取る」か、「将来の年金として受取る」か、「一部を現在受取り、残りは将来の年金 として受取る」かを社員が自分の意思で選択できる制度です。
(注)社会保険料が軽減される分、将来受取る公的年金が多少減るというデメリットもあります。
元本保証型金融商品(3品目)を含む16品目の金融商品をラインアップしています。
また、掛金の変更は年2回まで、金融商品の組み替えはいつでも無料で行なうことができます。